真のゆとり教育

雑学　好評につき　調子に乗ってもう一発！

昨日は間いの日にの関わらず50を超えるアクセスがありました。たまたまかな？

今日は「教育」について・・・・・

政府は「ゆとり教育」導入後、心配されていた学力低下が予想以上に早く表面化する事になり、あわてて脱却路線を図る事になり、方向性を持たない学習指導要綱は未だ数多くの問題を抱えております。

その中、今年4月から東京都世田谷区の小学校で国語とは別に日本語が教科として新たに設置されました。
授業内容は主に俳句や短歌、漢詩、論語、古典文学などを小学校1年から習います。

そして何よりも子供達の学力低下に並び問題視されているのが、他人とのコミュニケーション能力の欠如です。その背景には言葉の力不足が大きく関係しているようです。

言葉は学力の基礎であり、自分の感情や思いを表現する大きな手段です。つまり言葉は知的活動の基盤になるため、母国語である日本語に対する理解や関心を高めることが学力向上に最も良い効果を及ぼすそうです。

韓国やフィンランドなどの国では、日本よりも少ない授業時間で日本より高い学力を保つことに成功しております。この事からもゆとり教育の脱却は決して授業時間を増やすのでなく、基本的な勉強を通じて子供達自身が独自で考え、独自のスタイルを築くためのきっかけになるような教育が望ましいのではないでしょうか。

ＩＴ化やグローバル化に伴い、経済競争は知的社会競争であるとも言えます。その中で知識偏重やコミュニケーション・思考能力不足となるような教育方法は、競争の致命的な弱点ともなり得ます。知識とともに知恵や人間としての大切な感情表現を育てるこそが、真のゆとり教育だと思います。

我がリーグも「真のゆとり教育」に一役かっているわけですね！？